なぜ屋内の暑さ対策が必要なのか?
「屋内だから大丈夫」――そういった考えは、今では通用しません。
夏場の屋内空間は、屋根や外壁からの熱伝導・輻射熱により、室温が40℃近くにまで達することもあります。
特に以下のような建物は要注意です。
- ・金属屋根やスレート屋根の工場・倉庫
- ・窓が多く直射日光が入りやすいオフィス
- ・空調設備が古く、冷房効率が悪い建物
作業環境の悪化・生産性の低下・熱中症リスクを防ぐには、屋内でもしっかりとした暑さ対策が求められています。
屋内でできる主な暑さ対策5選
1. 遮熱シートの内貼り施工
- 屋根裏や天井に遮熱性の高いアルミシートを施工
- 表面温度を10〜15℃低減 → 室温5〜8℃の低下を実現
- 冷房効率も向上し、電気代を最大20%削減可能
2. 高断熱の窓フィルム・ブラインドの導入
- 外からの日射を遮断し、室内の温度上昇を抑制
- UVカット効果で内装や製品の劣化防止にも
3. 空調設備の最適化(大型ファン・スポットクーラー)
- 大型シーリングファンで空気の滞留を解消
- スポットクーラーやダクト型冷却機で局所冷却を実現
4. 換気と空気循環の改善
- 二酸化炭素濃度・湿度を下げることで体感温度もダウン
- 換気扇+サーキュレーターの併用が効果的
5. 作業服・装備の見直し(空調服・冷感インナーなど)
- ファン内蔵作業服や接触冷感素材のユニフォームを採用
- 作業員の熱ストレスを軽減し、安全性を確保
導入効果|遮熱対策で得られる3つのメリット
項目 |
導入前 |
導入後 |
改善効果 |
室内温度 |
35℃ |
29℃ |
-6℃(遮熱シート施工) |
空調電力消費 |
100% |
約80% |
-20%(冷房負荷軽減) |
作業員の体調不良 |
多発 |
ほぼゼロ |
安全性・生産性向上 |
施工事例:
藤政工業が手がけた金属屋根の倉庫では、遮熱シートを内貼りすることで室温が約6℃低下。冷房の稼働時間が短縮され、電気代が年間で約30万円削減されました。
藤政工業による屋内暑さ対策|施工から管理までサポート
私たち藤政工業は、日本全国で多数の屋内遮熱施工実績を持つプロフェッショナル集団です。
24時間稼働の工場、業務を止められない倉庫などにも、稼働を継続しながらの施工が可能です。
主な対応サービス:
- 屋根裏遮熱シートの内貼り施工
- 高所作業を伴う安全対策工事
- 断熱・遮熱の組み合わせプラン提案
- 室温モニタリングによる効果測定
よくある質問(FAQ)
- 屋内への遮熱施工に工場の稼働停止は必要ですか?
A. 基本的には不要です。作業区域を分けることで、稼働しながらの施工が可能です。 - 天井の構造によって施工できないことはありますか?
A. 特殊な形状でも柔軟に対応できますので、事前の現地調査で確認いたします。
まとめ|屋内の暑さ対策は「遮熱+空調+循環」が鍵
屋内でも遮熱を中心とした多角的な暑さ対策を行うことで、
- 室温の安定化
- 冷房効率の向上
- 労働環境の安全性向上
- 電気代の削減
といった効果が見込めます。
屋内の暑さ対策をご検討中の方は、まずは藤政工業までご相談ください。
最適なプランをご提案いたします。