T-MESSAGE VOL.51

日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。
明日は当社41期の決算日です。何はともあれこうして41回も決算を迎えることが出来るのは、お客様、協力会社様、当社社員とその家族の皆様に支えてもらったからに他なりません。この場を借りて厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
今期を振り返ってみますと、鉄骨・足場の鳶部門はまずまずの内容でした。両事業とも
新規のお客様とのお取引きや初の試みとなるサービスの提供など、来期に繋がる成果を上げられたと感じています。来期も決して楽では無いと思いますが、オリパラ後の防戦一方からようやく、反転攻勢に向かえると思います。一方で太陽光と遮熱のエネルギー部門はまだまだ厳しい状況が続いていますが、こちらも新規のお客様とのお取り引きが始まったり、また社員も以前より危機感を持って仕事に取り組んでくれていますので、来期は必ず復活します。「雨降って地固まる」の言葉通り、今期の苦い経験を糧に頑張っていきます。
さて、最近、「考えること」をしなくなった人たちがとても増えたように感じるのですが、皆さんは感じたことはありませんか?特に若い年齢層の方に多いと感じるのですが、何でもかんでも人に聞いてきます。自分で調べて自分の頭で考えて答えを見つけようとしないのかなと思います。知っている人に答えを聞いて、それで解決してしまう。もちろん私が若い頃もそういったことはしていましたが、少なくとも、今の若い人たちよりは、自分の頭で考えていました。当然、失敗もしました。でも失敗することでより多くの事を身に付けることが出来ました。自分の頭で考えて、自分なりに答えを出して、それでその答えでいいかどうかを、知っている人に聞くというのなら分かりますが、何も考えずにいきなり答えだけ拾いに行っていては、問題解決能力も、問題発見能力(今は解決能力よりも発見能力の方が大事と言われています)も身に付きません。当社では、「社長、〇〇の件、どうしたらいいですか?」という質問や相談を私は一切受け付けません。自分で全く考えていないからです。まず自分で考えて、「〇〇は〇〇でやろうと思うのですがいいですか?」というようにさせています。思考を停止していても問題なく出来る為にマニュアルがあるとは言いますが、人間ですからアタマを使って仕事をするべきです。他人と比較して落ち込んだり、不平や不満を見つけて文句を言うことにアタマを使ってる暇があったら、問題を見つけ、解決していくことにアタマを使っていく方がよっぽで建設的です。自戒を込めてそう思います。
「仕事は明るく楽しく真剣に」 これからもご愛顧の程、どうぞよろしくお願い致します。


株式会社 藤政工業
代表取締役 藤代政宗

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