T-MESSAGE VOL.50

日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。
お客様、協力会社様、皆様のお陰様を持ちまして、また当社社員とその家族の皆様に支えてもらったお陰を持ちまして、本年4月2日で設立40周年を迎えることができました。
本来であれば皆様にお会いしてお礼を申し述べるべき所ではございますが、メッセージでの御礼になりますこと、ご容赦頂ければと思います。皆様への感謝を申し上げますとともに、次の10年を目指して一生懸命努力して参りますので、倍旧のご支援とご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
さて、当社のお取引先様の大和ハウス工業様が、本年4月で70周年を迎えられるということで、先日、大阪のリッツカールトンホテルで開催された祝賀会に出席させて頂きました。建設業界No.1の売上と利益を誇る大企業様ですから、比べるべくもないですが、今から30年前の、設立40周年の頃の大和ハウス工業様と当社を比べることは、しても罰は当たらないと思います(笑)。もちろん、30年前の事業規模であっても現在の当社とは比較にならない業容でしたが、では大和ハウス工業様と当社とは、何が違うからこんなに差が開いているのでしょうか? もちろん、全てにおいて違うのは分かっています。それに、こんなことを真剣に考えているのは、世間のみんなから笑われることだというのも分かっています。
でもやっぱり悔しいですね。先月、私が入社した1994年の8月1日から今日までの話を少しさせてもらいましたが、それから30年と9ヶ月が過ぎています。サラリーマンで過ごした時間は少しありますが、自分の人生の仕事時間の全てを、藤政工業に注ぎ込んできました。
自分の能力が高くない事は自分でも分かっていますが、30年以上も注ぎ込んできたのですから、色々な事がもう少し「デキテイル」つもりでしたが、現実には全然「デキテ」ません。
今、30年を経って振り返ると、とにかく目の前に飛んでくる無数の矢に射られないよう、片っ端から叩き落しているような仕事の進め方をしてきた30年間でした。分かりやすく言うと、やらなければならない業務を確実にこなすことに精一杯で、将来を見越して「戦略」を練り、「計画」を立て、「実行」していく。という部分が弱かったように思います。
未来の事は分かりません。しかし秋に収穫するという「未来」を確実性のあるものにする為に、畑を耕し、肥料を撒き、種を撒いて育てることをしなければ、永遠に成果を得ることは出来ません。ゴールデンウィークでは、大和ハウス工業様との差を次の10年で少しでも縮めるにはどうすればいいのかをゆっくり考えたいと思います。(笑)
「仕事は明るく楽しく真剣に」 これからもご愛顧の程、どうぞよろしくお願い致します。

 

株式会社 藤政工業
代表取締役 藤代政宗

採用情報掲載中 中途採用もご応募ください