T-MESSAGE VOL.53

日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。
今回は7月分の原稿を間に合わせることが出来ず、8月に入ってからのT-MESSAGEとなってしまいました。8月分は今月末までに必ず出稿します。すいませんでした。
残念ながら、7月4日に太陽光の現場で労働災害を起こしてしまいました。被災者は幸い、2週間ほどで退院することができたのですが、足の指の骨折と靭帯の断裂という怪我をさせてしまいました。被災者をはじめ関係者の方々に多大なるご迷惑をお掛けしてしまい、
誠に申し訳ございませんでした。この場を借りまして、深くお詫び申し上げます。
名将と言われた故野村監督の言葉に、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というものがあります。勝つ時は何故勝てたのか不思議に思う勝ちがあるが、負けた時は、何故負けたか分からないという負けはない。負けには必ず負ける理由がある。と言われています。労働災害も同じで、起きるには起きるだけの理由があります。今回の災害では何が理由だったのか、どうすれば再発を防止することができるのか、ここで書くことは簡単なのですが、これは社員一人一人が自分で悩み苦しんで考え出して欲しいです。私は他の場面でも、ついつい答えを提示してしまいます。特に今回の災害に関しては、準備における杜撰さは目に余るものがあり、担当者を何度もりつけたのですが、これではダメですね。
災害の原因や対策を考えさせるだけでなく、関係する法律や知識も自ら学ばせないと身に付きませんし、事業としての蓄積が為されていきません。それを何から何まで教えてしまっては、その場はうまくやり過ごすことが出来ますが、過ごした後はまた元に戻ってしまいます。今回一番愕然としたことは、部下たちが何事も非常に安易に考えて行動しているという点でした。仕事は想像力です。どんなことが起こるのかを想像する力はとても大切です。特に、上に立つ者は、最悪の事態を想像して手を打っておくことが絶対に必要です。まさに、「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」です。この言葉は何度も伝えていたはずなのですが、現実には全く浸透していませんでした。これは私の至らなさが原因です。
曲がりなりにも私は事業を行っています。事業を行っている以上は、利益を出し続けること、社員や協力会社関係者様に仕事を供給し続け、生きる糧を得てもらうことは必須条件です。しかし「仕事を通して人間的に成長し 高い技術力を以て 社会に貢献する」ことが、当社の経営理念です。人と事業を成長させる。その為の力が、まだまだ私は足りません。
目前の問題を解決する事と、社員が成長する手伝いをする事の両立。簡単ではありませんね。
「仕事は明るく楽しく真剣に」 来月もまたよろしくお願い致します。

 

株式会社 藤政工業
代表取締役 藤代政宗

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