T-MESSAGE VOL.61

日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。


今月一杯で、息子の中学校のPTA会長を退任しました。
卒業式を最後にもう自分の中学校に来ることはなくなった息子ですが、私は次年度のPTA役員さんへの引継ぎで、先週末に中学校に行ってきたのが最後になりました。この階段を昇って職員室に挨拶をし、廊下を歩いて地域活動室のドアを開けるというルーティンをすることは、もう二度と無いのだと思うと、はるか昔に味わった「卒業」する時の何とも言えない切ない気分を何十年ぶりかで再び味わいました。世の中、始まりがあれば必ず終わりがある。T-MESSAGEも今回で60号ですが、私が当社の経営を卒業するその日まで、続けていきたいと思います。
私が当社の経営に携わるようになって最初に力を入れた事が、「お客様満足度」でした。どうすればお客様に満足して頂き、リピーターとなって頂けるかを、日夜一生懸命考えました。若い頃は経験値が少ないですから、とにかく目の前の事にがむしゃらに対応するのが精一杯でしたが、幸運なことに先代の社長(父)や、まわりの先輩社長さん達が、いろいろなことを教えてくれました。先代から教わった事で言えば、「売り物に花を添える」というものがあります。買ってもらった商品に、花を添えて手渡す。➡+αを付ける。➡付加価値を付ける。という風に発展させて、「建方計画書」をCADで計画図を作図して一緒に提出するという事に行きつきました。当時は計画書は工事マンが作成するというのが一般的でしたから、鳶の会社が打合せ内容を反映させた計画書を作成・提出する事は驚きを持って迎えられました。どうすればお客様が満足し、どうすれば次も他社ではなく当社にご依頼を頂けるか?という一点だけに全力を尽くしました。それは商売の場面だけではなく、「どうすれば世の中のお役に立てるか?」という、生き方にも通じるところだと思いますが、残念ながら最近は当社の社員でもお客様に対して文句を言ったりお客様の要望に対応せず、お客様を突き放す人間が出てきています。こういう社員は一体誰から給料をもらっていると思っているのか一度頭の中を開けて見てみたいと思ってしまいます。もちろん指導が行き届いていない私の責任なのですが、「過去にできていたことが、現在出来なくなっている」典型的な事象だと思います。突き放されたお客様と現場でお会いした時に、当社の対応について笑われました。こんな事をしていては、いつか全てのお客様から見放されてしまいます。仕事はやっているのではありません。やらせてもらっているのです。
「仕事は明るく楽しく真剣に」 来月もまたよろしくお願い致します。


株式会社 藤政工業
代表取締役 藤代政宗

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