日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。
記録的な長雨が続いています。鉄骨工事では、ボルト締付作業は雨ではできないので、どんどんその作業が遅れていってます。東京では8/27以来今日まで35日連続で雨が降っています。全国各地でも豪雨による災害が続いており、亡くなられた方もいらっしゃいます。自然災害に遭わないよう、現場作業所周辺のハザードマップやアンダーパスの場所を社員や協力会社の方に事前に配信することを、現在検討しています。「まさか」とは思いますが、災害に巻き込まれない為の準備が重要なことは、自然災害も労働災害も同じです。
私は日々、株式会社 藤政工業を経営していますが、「経営」という言葉の意味は、「原理原則や筋道をしっかり立てた上で、知恵を絞り手間をかけて、事業や暮らしを作り上げ維持していくこと」という意味だそうですが、この最後の「維持していくこと」というところが最も重要に感じます。続かなくてはダメなんです。何にでも当てはまることかもしれませんが、経営も信用も生活も健康も、途絶えてしまってはいけません。途絶えさせない為に事前にいろいろ準備します。準備がうまく出来ていなければ、大抵失敗します。問題は、「その準備は合っているか?」、「その準備で足りているか?」ということが、人それぞれ基準がバラバラだということです。いつどこで誰がやっても、同じレベルの準備が出来るようになるには、準備項目のチェックリストやマニュアルといった仕組みがあると便利です。そんなもの無くても、仕事はうまく回っているかもしれませんが、そこで考えなくてはいけないのが、冒頭に出てきた「まさか」というキーワードです。建設現場の危険予知活動では、「〇〇をした際、〇〇になる(かもしれない)」ということを想定して対策を立てますが、「まさか〇〇が〇〇になるとは思っていなかった」となって、混乱を招かないよう、今うまく回っていることでも、「まさか」や「もしも」に備えて準備をすることは、
とても大切です。「仕事は想像力で決まる」といいますから、想像してみます。
今、当社にとって「もしも」で想定される最大のリスクは何だろう?と。それは、「もしも経営者が不在になったら」だと思います。つまり私が何らかの原因で、現在行っている業務が全く出来なくなった時にどうするかの準備が全く出来ていないという事です。
この準備を今日からスタートし、私がいなくても会社は問題なく廻っているというのが、ゴールです。32年間、理想の会社を作るという事にがむしゃらに取り組んできましたが、自分がいなくてもいい会社にするというのがゴールというのは少し妙な心境です(笑)。
「仕事は明るく楽しく真剣に」 来月もまたよろしくお願い致します。
株式会社 藤政工業
代表取締役 藤代政宗
