日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。
今年も桜が咲きましたが、週末ごとに天気が悪く、花見もできぬうちに散り始めています。
「散る桜 残る桜も 散る桜」この花の散り際のように、潔く生きたいものです。
さて、WBC で日本は優勝しました!スゴイ!単純に心の底からスゴイです!
何でも1番を取るのは大変なのに、「世界で1番」なんて、どんだけスゴイんだろう?と、思いました。
もちろん超一流選手が集まっているから、優勝できたのでしょうけど、それだけでなく、全関係者が優勝するための準備を積み重ねてきたんだろうなぁと感じます。
また、選手は努力と才能で活躍しているのでしょうが、監督は努力と努力(と、更に努力)で、チームをまとめたんだろうなぁとも思います。
勝負の世界に身を置いているという点では、我々、経営に身を置く者も同様で、日々、「勝つための準備」を続けています。
準備が足りないと当然「負けます(失敗します)」。
実は私も今、負けています。まだゲームセットではないのでもちろん逆転を狙っていますが、痛い点の取られ方をして点差が開きつつあるといった状況です。
今、私が対戦している相手チームは、「今期の当社の目標達成度」というチームです。
受注競争で敗れたり、労働災害が発生したり、現場が赤字になったり、工程や品質やモラル等でお客様からクレームを頂戴したりと、例えると、相手チームからヒットを打たれたようなケースもあれば、味方のエラーから失点に繋がったようなケースもあります。
なぜ負けているかと言えば、ひとえに私の采配の拙(まず)さです。やらなければいけないことを、優先順位を間違えてやってしまっていたようです。
目標を達成するという事はなかなか難しい事ですが、結局は、やるべき事を正確に、確実に、継続して、全社員が実行できているかということだと思います。これが難しいんですけどね。
私ごとですが、今年の4月2日で、社会人になって 30年になります。
30年前の出社初日に、新宿駅の改札を出て見た朝日は今でも心に焼き付いています。
30年という時間を全力で駆け抜けて、あっという間に歳月が過ぎてしまいました。
今年の当社の入社式は4月3日です。2人の新入社員が入社します。2人とも期待と不安に胸を膨らませて出社初日を迎えることでしょう。現場配属は4月17日になります。
全力で駆け抜けた1年間だと感じてもらえるよう、支援したいと思います。
「仕事は明るく楽しく真剣に」来月もどうぞよろしくお願い致します。
株式会社 藤政工業
代表取締役 藤代政宗