日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。
ようやくコロナも落ち着いてきたようで、これでマスクともおさらばできると思うのですが、周囲の目が気になって、電車内でマスクを外せないのは日本人の性なのでしょうか？
さて、今月は太陽光１件と鉄骨４件の現場をパトロールしてきましたが、以前はちゃんと出来ていたことが、一周廻って出来なくなっているという印象でした。
気の緩みなのか、怠慢なのか、指導が足りないのか、準備が足りないのか、もしくはその全てなのかもしれませんが、一言で言うと「全力投球してないな」という感じです。
この感じは現場に限った事では無く、当社の社内の担当責任者にも感じることがあります。
先月、WBCで日本が優勝したことを取り上げましたが、日本の選手たちは「全力で」試合をしたと思います。
私たちは世界で優勝する事はできませんが、自分の職務に全力で当たることはできます。
私自身、本当に自分の持てる力を全て注いで、職務に取り組んでいるか、日々、省みる必要を感じました。
ただ、この「全力で」というのがなかなか厄介で、本来やるべき事では無い事に、「全力で」取り組んでも、めぼしい成果は出ません。
いくらモーターボートのエンジンを全開にしていても、間違った方向に進んでいれば、いつまで経っても目的地の島には着きません。
当然、「全力で」と、「無我夢中で」は違いますから、「我を無くして」ではいけません。
常に目を開き、耳を開き、心のアンテナを研ぎ澄まして、状況を判断しながら正しい努力をする必要があります。
当社の幹部社員によっては、守備範囲がたいへん広く、業務量もたいへん多い社員もいます。
それらを全て確実にこなすことはなかなか難しい事ですが、結局は、やるべき事を正確に、確実に、継続して、正しい努力をしていくことしか、目的地にたどり着く方法はありません。
「千里の道も一歩から」ですね。
コロナの収束もあるのでしょうが、人とお会いする機会がとても増えてきました。
社会人になって 30 年で一体どれくらいの人たちとお会いさせて頂いたのかなと振り返ると、もうお亡くなりになられた方もいらっしゃいますし、大きな成功を収められた方もいらっしゃいます。
逆に実力はあるのに正当な評価を受けられてないなと感じる方もいらっしゃいます。
さて自分はどこまで来たのだろうかと考えましたが、いやいや、まだまだ道半ば。
「ゴールはここではない」と自分を奮い立たせて、明日からまた頑張ろうと思います。
来月はいよいよ当社の決算月です。更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。
「仕事は明るく楽しく真剣に」来月もどうぞよろしくお願い致します。
株式会社 藤政工業
代表取締役 藤代政宗
