日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。
「暑さ寒さも彼岸まで」という古くからの言葉が、現在の地球温暖化の時代にも当てはまることを少し不思議に感じますが、彼岸を過ぎて、本当に涼しさを感じるようになりました。協力会社の皆様におかれましては、お変わりございませんでしょうか？
さて、自民党の総裁選は、決選投票の結果、石破氏が、悲願であった総理の椅子に座ることになりました。今の日本を取り巻く閉塞感を打破する為に、現行の体制を変える事は有効な策の一つだと思いますし、石破新総理がどんな舵取りをしていくのか、とても興味があります。
いつの時代であっても、どこの国であっても、多くの課題を抱えているものなのでしょうが、現代ほど、日本にとって課題が山積みされている時代も無いような気がします。
外交、経済、少子化、世界的な気候変動等々、数え上げればきりがありません。そしてそれは、「日本」という言葉を「当社」と置き換えてみても全く同じで、当社もいつも課題山積みです。ハンマーを持って、次から次と現れては引っ込むモグラたたきゲームをやっているような気分です。以前より進歩している所もありますが、退歩している所もあります。以前出来ていたことが、一周廻ってできなくなってきていることを感じた時は、悲しくなりますが、それも現実です。よく使う例えですが、経営とは、「下りのエスカレーターを駆け上がる」ようなもので、全力で駆け上がっても、なかなか上に上がれず、歩みを止めれば下がるだけ。「現状維持は衰退」です。生き残っていく為には常に改革とチャレンジが必要です。鉄骨部門では新たなチャレンジとして、鉄骨の製作から請け負っている物件があります。
また、２社のゼネコンと１社の鉄構商社を開拓、新しい取引先様との信頼関係構築にチャレンジしています。また、改革として、取引先様１社に依存する従来の体質からの脱却に取り組んでいます。足場部門も新たな取引先様の開拓と、既存のお客様に確実にリピーターになって頂く努力を続けています。遮熱部門では、従来のTELアポによる探客活動に加え、新たにインターネットを活用した集客活動に10月からチャレンジします。顧客満足向上の為の取り組みも、新たに始めていきます。太陽光部門は、まず改革です。経験した失敗を活かす為に、現行の体制や仕事の進め方を根本的に見直すことが必要です。チャレンジとしては、昨年手掛けた一関の現場の上位会社から頂いた「来年以降のソーラーカーポート施工の協力要請」に応える為の体制つくりと、ソーラーカーポート施工の標準化に取り組みます。
改革とチャレンジを遂行する為に、皆様からの倍旧のご支援をよろしくお願い致します。
「仕事は明るく楽しく真剣に」来月もどうぞよろしくお願い致します。
株式会社 藤政工業
代表取締役 藤代政宗
