T-MESSAGE VOL.34

 日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 

早いもので、今年もあと1カ月となりました。朝晩もだいぶ寒くなってきましたが、皆様、お変わりありませんでしょうか?

寒い季節になりますと、私病による救急搬送のケースが増える傾向にあります。寒さで血管が収縮して血圧が上昇し、脳や心臓、全身の血管にも負担が掛かります。持病のある方は勿論ですが、持病もなく、今まで全く大丈夫だったという方も、今年は分からないぞと考えて、心身の健康管理に努めて頂きたいと思います。

さて、皆様の周りの状況は如何ですか?当社はここ数年、12月、1月があまり忙しくありません。以前は年末ギリギリまで現場が稼働し、年明けも初荷で鉄骨が現場に到着していましたが、最近はそれほどでもありません。建設業界の人出不足がマスコミに取り沙汰されて久しいですし、長期的に見れば勿論その通りなのでしょうが、短期的、地域的に見れば、やはり相変わらず波があり、山の時には人を探し、谷の時には仕事を探すという、常に「探す」ということを繰り返している私たちの仕事は変わりません。

ただ、先日、ある商社の方が、「2024年問題」の件で、各社、受注制限をかけていると、仰っているのを聞きました。本当かどうかは分かりませんが、トラックの運転手の確保が問題なくできるのか?週休二日制を導入して、本当に現場の工期が間に合うのか?といったことへの懸念で、各社とも様子をうかがっているから、ここまで急速に仕事が無くなっているんだと仰っていました。当社の主要取引先の大和ハウス工業様の関係者から、そのようなお話は聞いたことがありませんので、真偽については何とも言えませんが、現に商社でも仕事量が激減しているのは事実のようです。建設資材の高騰で建築費が膨れ上がり、お施主さんが建築計画を一旦保留にする案件も増えて来ていて、大和ハウス工業様も受注に苦しんでいるという話は、東京本店の建築工事次長から聞きました。どうやら建設業界は今、逆風が吹いているようです。

逆風の中で進んでいくのはとても大変ですが、今までの仕事の進め方を見直すいい機会でもあると思います。今まで当たり前だと思ってやっていた仕事、またはその仕事のやり方でムダな事、間違っている事はないか考えてみようと思っています。これはこれでとてもしんどい作業ではありますが、忙しく仕事をしている時はなかなか出来ない事なので、取り組んでみようと思います。でもまずは年末まで、無事故無災害で乗り切っていきましょう!

「仕事は明るく楽しく真剣に」来月もどうぞよろしくお願い致します。

株式会社 藤政工業

 代表取締役 藤代政宗

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