T-MESSAGE VOL.36

日頃は、弊社の事業に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 

「三寒四温」の言葉通り、少しづつ春に向かって季節が動いていることを感じる今日この頃です。皆様、お変わりありませんでしょうか?

さて先月は、能登半島地震の教訓から「一寸先は闇」だから、「後悔しない」為に、「出力MAX」で、「今を大切に生きる」と書きましたが、今月は、「先を読んで手を打っていく」ことについて、書きたいと思います。未来に焦点を当てているという点では、先月とは正反対のことを書くようですが、どちらも大切なことだと思いますので、ご容赦ください(笑)。  「先を読む」のはそもそも何の「先を読む」のかですが、自分がどうなっていたいのかという「自分軸」の将来を考えることと、未来の日本や世界がどうなっていくのかという「社会軸」があると思います。「自分軸」でいえば、資格を取って、より優位なポジションで働くとか、田舎に移り住んで自給自足の生活を送るとか、現在の仕事をリタイアした後のセカンドキャリアを考えて、何歳になったらその道の勉強を始める、といったものがあると思います。建設業界なら「独立する」というビジョンを持つ人もいるでしょう。一方、「社会軸」で想像する未来はどんなものでしょうか? 周知のことではありますが、日本は「人口減少による国力の凋落」がかなりの確実性を持って訪れます。社会制度の維持も困難になっていくでしょう。もともと資源の乏しい日本が、世界第2位の経済大国として君臨し続けてこられたのは、日本国唯一の資源である「人」が、質・量ともに確保できていたからですが、その唯一の資源である「人」の質・量がともに低下・減少している訳ですから、あらゆることが、今までと同じやり方では、うまく回らなくなっていくのは当然です。そこで大切なことは、「自分軸」×「社会軸」=「将来の自分」という考え方だと思います。 自分はどんな人生を歩きたいのか? 自分が生きていく社会はどのように変化していくのか? この二つの「先を読んで手を打っていく」ことは、簡単なことではないかもしれませんが、「後悔しない」で「今を大切に生きる」為には必要なことだと思います。ましてや私たちは事業主なのですから、将来を見据えて経営のかじを取らねばなりません。だけど、「先の事なんてわからない!」 その通りです!() 先を読んで手を打っていっても、なかなかその通りにはいきません。では、どうすればいいのか? 私の中の答えはズバリ、「楽しみながらすること」です。ゲーム感覚で楽しみながら生きていく。どんな人でも必ず最後はGAME OVER を迎えるのですから、その日が来るまで、楽しみながら人生を生きていく。

「仕事は明るく楽しく真剣に」来月もどうぞよろしくお願い致します。

株式会社 藤政工業

                                                                                                        代表取締役 藤代政宗

採用情報掲載中 中途採用もご応募ください